クリシュナが横笛を手にしている姿です。 クリシュナは、ヒンズー教で最も人気が高い神様の一人で、ヴィシュヌ神の化身の一つです。 クリシュナの誕生直後、マトラーの悪王カンサはクリシュナの母デーヴァーキーの生んだ子により殺害されると予言されました。 王は予言を恐れクリシュナを殺そうとしましたが、母の手により牛飼いの夫婦の下に預けられました。 少年は牛飼いとして育ち、牛の世話をする一方で横笛の名手にもなりました。 成長したクリシュナは数々の敵を打ち倒し英雄となり、やがて暴君カンサも滅ぼしました。 若々しく美しい姿と青い肌は、愛の神であることを感じさせます。 少年として描かれることの多いクリシュナですが、牛飼いや牛を守る神でもあるため、特に多いのは牛飼いとして笛を手にしている姿です。 クリシュナの聖地で最も有名なのは、生誕地とされるインド北部のマトラーとベンガル湾に面した古都プーリーにあるジャガンナート寺院です。 インドで聖なる動物とされる牛を横に置くと、クリシュナの家畜の守護神と牛飼いとしての側面が強調されます。 細部まで繊細なディテールに富んだ作品です。 クリシュナはヒンズー教の伝統的衣装に身を包み、今までのリヤドロにはなかった鮮やかな色が用いられています。 衣装の縁、ターバンの飾り、腕環や足環、首にかけたレイなどは、特に装飾が細やかです。 作品のサイズが小さめのため、ディテールが際立ちます。 ヒンズーの伝統に基づき、クリシュナの肌は青みを帯びています。 インドをモチーフにした作品は、他にもインドの踊り子(01008128)があります。 世界の様々な文化の儀式や伝統をモチーフにしたものが多く含まれています。 ※この作品はスペイン発注が必要な為、お届けに約6ヶ月お時間頂戴します